エレガンスボーイ（2003年生、母ミナミノエレガンス）

エレガンスボーイ（2003年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時18歳）と交配したミナミノエレガンスが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ターフィー牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月18日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3月12日、中2週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、勝ったバージンフォレストにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、勝ったローランアントレにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（3戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

8月20日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川田将雅騎手（4戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエプソムベガを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月10日、中2週で迎えた11戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に敗れた。

4歳（2007年）

4月14日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた12戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。