アポロバンチョウ（2004年生、母アラサンエーコー）

アポロバンチョウ（2004年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋番長」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時6歳）と交配したアラサンエーコーが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地10戦0勝2着1回、地方11戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、清水牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、フリーダムトレーディングによって1,060.5万円で落札された。

佐藤吉勝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

8月6日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

12月3日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

3歳（2007年）

1月27日、中7週で迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

4月15日、連闘で迎えた7戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた8戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（東京芝2300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったフサイチルネサンスに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

6月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中剛騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4歳（2008年）

1月15日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から37kg増やして迎えた11戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、むつき特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

2月19日、中4週で迎えた12戦目は、一般C2六七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2三四（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

4月7日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2三四（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、抜け出したカイテキボスに半馬身届かず2着となった。

5月12日、中2週で迎えた16戦目は、板橋区特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で脇本一幸騎手（6戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6月23日、中2週で迎えた18戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、千代田区特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた19戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。