シリウスランド（1994年生、母ノーザンタイセイ）

シリウスランド（1994年5月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイユウサク（当時9歳）と交配したノーザンタイセイが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）木戸口牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、中央障害14戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の障害4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

6月22日、デビュー戦は佐伯清久騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

8月2日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

9月21日、中6週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐伯清久騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐伯清久騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

10月26日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で佐伯清久騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐伯清久騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐伯清久騎手（6戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた8戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で細江純子騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で細江純子騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

4歳（1998年）

6月20日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は佐伯清久騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で佐伯清久騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で佐伯清久騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で佐伯清久騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンディウラノスから1馬身3/4差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で佐伯清久騎手（11戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で佐伯清久騎手（12戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタニノタバスコから7馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で佐伯清久騎手（13戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトップシークレットに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月4日、中2週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で佐伯清久騎手（14戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のイチバンリュウに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月17日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は9戦連続で佐伯清久騎手（15戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた20戦目は、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で佐伯清久騎手（16戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（1999年）

4月17日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、障害5歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐伯清久騎手（17戦2勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた22戦目は、成田均騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（東京障害芝2800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた23戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、ハンデJ・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外曇/良）に57kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

6月12日、中3週で迎えた24戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は佐伯清久騎手（18戦2勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。11着に終わった。