ヤマトエンペラー（1999年生、母タツミリリアン）

ヤマトエンペラー（1999年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシマサル（当時10歳）と交配したタツミリリアンが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河育成牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦3勝2着1回。2001年の二歳優駿(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森山英雄厩舎（高崎）へ入厩。

2歳（2001年）

9月29日、デビュー戦は横山克彦騎手を鞍上に据えて、2歳（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は477kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のティーエスフリートに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦の雷電特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山克彦騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタマルベンテンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山克彦騎手（2戦2勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の二歳優駿（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山克彦騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトロットテイオーから1馬身差の2着に敗北した。

3歳（2002年）

1月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のゴールデンカップ（足利ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山克彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウゼウスに半馬身の差をつけて優勝

2月9日、中2週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の青峰賞（高崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山克彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山克彦騎手（6戦3勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の春蘭特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山克彦騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中3週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞の北関東皐月賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で横山克彦騎手（8戦3勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞のエメラルドカップ（高崎ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で横山克彦騎手（9戦3勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2003年）

1月23日、約8か月の休養明けで迎えた11戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、万両特別（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、田部和広騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

6月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、深野塁騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

7月15日、中4週で迎えた14戦目は、一般C2三イ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で深野塁騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2五六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で深野塁騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

8月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で深野塁騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。