アイランドクイーン（2015年生、母ローズジプシー）
Island Queen
2015.02.09
アイランドクイーン（2015年2月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「島の女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時15歳）と交配したローズジプシーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回。
経歴
デビュー前
2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、大島豊彦によって540万円で落札された。
西村真幸厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2017年）
7月16日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。
8月26日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。
9月3日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。17頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
12月23日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり17着に終わった。
3歳（2018年）
1月14日、中2週で迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
1月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。
3月10日、中5週で迎えた7戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/重）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
4月14日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。
6月2日、中6週で迎えた9戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、メイショウテンモンにクビ差交わされて2着となった。
6月9日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松若風馬騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に敗れた。
7月28日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。
8月26日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、平均ペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。