メイショウテンモン（2015年生、母テンザンコノハナ）
Meisho Temmon
2015.05.08
メイショウテンモン（2015年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+天文台より」。毛色は栗毛。種牡馬のディープブリランテ（当時6歳）と交配したテンザンコノハナが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤原牧場。主な勝ち鞍は2020年の4歳以上1勝クラス。
経歴
デビュー前
1歳のとき、藤原牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって626.4万円で落札された。
松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2017年）
12月28日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は522kg。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。
3歳（2018年）
6月2日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアイランドクイーンを上がり4位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。
7月1日、中3週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず14着に敗れた。
7月29日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦1勝）。15頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に敗れた。
4歳（2019年）
1月6日、約5か月半の休養明けで迎えた5戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。
1月20日、中1週で迎えた6戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に終わった。
1月27日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。
5月12日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川吉洋騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。
6月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で古川吉洋騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。
6月22日、中1週で迎えた10戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの鶴橋特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。
9月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は力尽きて17着に敗れた。
5歳（2020年）
2月15日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。
2月29日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝1800m 外回り 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。
3月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井学騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。
4月5日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のキタサンバルカンを3/4馬身振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。
4月26日、中2週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの比良山特別（京都芝2200m 外回り 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は幸英明騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。
7月18日、約3か月の間隔を開けて迎えた18戦目は、3歳以上2勝クラスの能勢特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。
8月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上2勝クラスの西部日刊スポーツ杯（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。
9月6日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラスの西日本スポーツ杯（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、かなり遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。
9月20日、中1週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラスの小牧特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。
6歳（2021年）
6月5日、約8か月半の休み明けで迎えた22戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの一宮特別（中京芝2200m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。
6月26日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上2勝クラスの三木特別（阪神芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（9戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい7着に終わった。
7歳（2022年）
1月16日、約7か月の休養明けで迎えた24戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの宇佐特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、後続との差を5馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい13着に終わった。
2月5日、中2週で迎えた25戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの玄海特別（小倉芝1800m 雪/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシティレインボーをクビ差だけ差し切って久しぶりに美酒を浴びた。
2月26日、中2週で迎えた26戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの伊丹ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。
6月5日、約3か月半の休み明けで迎えた27戦目は、3歳以上3勝クラスの高山ステークス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。
6月18日、中1週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの垂水ステークス（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は松若風馬騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。
7月17日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、3歳以上3勝クラスの博多ステークス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。
2022年11月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。
デビュー前
1歳のとき、藤原牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって626.4万円で落札された。
松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。
11月12日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの岸和田ステークス（阪神芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての10番ゲートからスタート。出走取消となった。
2022年11月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。