ロージーサンセット（2013年生、母レッドハイヒール）

ロージーサンセット（2013年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「バラ色の夕日」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時10歳）と交配したレッドハイヒールが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、中央平地9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

12月27日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は478kg。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（2016年）

1月23日、中3週で迎えた2戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のタマムーンフェイスに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月13日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、4着に入った。

3月12日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

4月9日、中3週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで敢闘したが、勝ったトモトモリバーにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

8月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた8戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

4歳（2017年）

8月27日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。