ルシナ（1995年生、母スマノチドリ）

ルシナ（1995年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のキタノトウザイ（当時19歳）と交配したスマノチドリが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中山巖。戦績は、地方26戦6勝2着1回。1998年のコスモス賞(アラ系一般牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

瀬戸幸次厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1997年）

5月5日、デビュー戦は佐々木亜紀騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は441kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウセイハに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月31日、中3週で迎えた2戦目は、三野宮通騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（盛岡ダート1200m 雨/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウセイハに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

7月12日、中5週で迎えた3戦目は、2歳戦の若草賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウセイハに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

8月23日、中5週で迎えた4戦目は、2歳戦のアラブジュニアカップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で三野宮通騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のライジングトウザイをクビ差制して負け知らずの4連勝を決めた。

10月4日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦のもみじ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で三野宮通騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノホープをクビ差制して土付かずの5連勝を決めた。

12月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、アラ系3歳A（水沢ダート1400m 晴/重）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で三野宮通騎手（4戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3歳（1998年）

1月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の金杯（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で三野宮通騎手（5戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦の岩鷲賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で三野宮通騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のひばり賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三野宮通騎手（7戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳A（盛岡ダート1600m 曇/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で三野宮通騎手（8戦4勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳A（盛岡ダート1600m 曇/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で三野宮通騎手（9戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦のつつじ賞（水沢ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で三野宮通騎手（10戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のビクトリーカップ（盛岡ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で三野宮通騎手（11戦4勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた14戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定オープンのコスモス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスハクギンから1馬身差の2着となった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、3歳戦の北日本アラブ優駿（水沢ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は三野宮通騎手（12戦4勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野宮通騎手（13戦4勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月10日、中4週で迎えた17戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A1（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノパラダイスに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（1999年）

4月13日、約4か月半の休み明けで迎えた19戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、おひつじ座特別（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた20戦目は、おうし座特別（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた21戦目は、おうし座特別（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月25日、中1週で迎えた22戦目は、仙台七夕まつり賞（上山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた23戦目は、ふたご座特別（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月20日、中5週で迎えた24戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、かに座特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた25戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、以上山グランプリ日本海記念（上山ダート2300m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は渡邊一道騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。