カミニート（2008年生、母ディレクトーラ）

カミニート（2008年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「小道（西）」。毛色は栗毛。種牡馬のアルカセット（当時8歳）と交配したディレクトーラが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）グリーンヒルスタッド。戦績は、中央平地7戦0勝、地方31戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C1。

経歴

デビュー前

岩戸孝樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

2月26日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

4月17日、中6週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月5日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた4戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

7月31日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月1日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたタガノキズナ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったクレバージブラルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったクッカを半馬身捉え切れず2着となった。

12月21日、中1週で迎えた16戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリアリーサムシングを豪脚でアタマ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

2月7日、中1週で迎えた19戦目は、なずな賞（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

3月8日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（11戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（12戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（13戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた23戦目は、やまぶき賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（14戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（15戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマティベリウスに8馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

5月10日、連闘で迎えた25戦目は、すずらん賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉村智洋騎手（16戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉村智洋騎手（17戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月30日、連闘で迎えた27戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉村智洋騎手（18戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた28戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（19戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C2一（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は山田雄大騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C2一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（20戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したマルヨチャレンジドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

7月24日、連闘で迎えた32戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエンタープライズに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月7日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（21戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヴィクトリーリードをアタマ差振り切って4勝目を手にした。

8月22日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上C1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（22戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月5日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた35戦目は、レ・コードなまちにいかっぷ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（23戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田雄大騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた37戦目は、「近江米・秋の詩」特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（24戦2勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。