ビッグハーバー（2006年生、母ミスズアロイ）

ビッグハーバー（2006年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大きな＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時12歳）と交配したミスズアロイが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）友田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方28戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2008年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、友田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

6月18日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウルトラシーから4馬身差の2着となった。

6月25日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月26日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアフリートカラーから1馬身半差の2着に敗北した。

9月25日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のテンシノオクリモノに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月29日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のファスリエフ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた8戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のストーミングホーム賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

12月13日、中3週で迎えた9戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のカペラ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

3歳（2009年）

1月25日、中5週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳KJ3の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に敗れた。

5月4日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

6月13日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた15戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ピアジェンヌに交わされて1馬身差の2着となった。

7月26日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は下條知之騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた17戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアステールを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

9月21日、中2週で迎えた19戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた20戦目は、長崎街道黒崎宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は下條知之騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月17日、連闘で迎えた21戦目は、長崎街道木屋瀬宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2010年）

8月13日、約9か月半の休み明けで迎えた23戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた24戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた25戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた26戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、愛Love笠松けいば（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた27戦目は、小林拓未騎手を鞍上に迎えて、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。