コウギョウカナリア（2015年生、母グランカナリア）

コウギョウカナリア（2015年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のディープブリランテ（当時6歳）と交配したグランカナリアが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、地方6戦1勝2着2回。2017年の若鮎賞(M3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

菅原右吉厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2017年）

7月2日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリュウノバースデイをハナ差振り切って初白星を挙げた。

8月13日、中5週で迎えた2戦目は、2歳M3の若鮎賞（盛岡芝1600m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたベストロード決め手に屈して半馬身差の2着となった。

9月17日、中4週で迎えた3戦目は、2歳M1のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったサンドスピーダーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月26日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳M2のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。