シルクヴァンクール（2000年生、母ラロマンス）

シルクヴァンクール（2000年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勝利者（仏）　ウィナーズサークルにその雄姿を見せて欲しい」。毛色は鹿毛。種牡馬のビワタケヒデ（当時5歳）と交配したラロマンスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方23戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の霧降賞(一般C4以下)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

12月1日、デビュー戦は高橋康之騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい16着に終わった。

3歳（2003年）

5月24日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で牧田和弥騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

8月13日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンシギサンからアタマ差の2着に甘んじた。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のジャズボーイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月15日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のゲストゴーディをクビ差制して2勝目を奪取した。

10月6日、中2週で迎えた8戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレサッカーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月18日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた10戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木正騎手（5戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4 12（高崎ダート1330m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木正騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

4月23日、約5か月の休み明けで迎えた12戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木正騎手（7戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木正騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた14戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木正騎手（9戦3勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月12日、中2週で迎えた15戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木正騎手（10戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた16戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木正騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のケージーヤマトに2馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

7月10日、中1週で迎えた17戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木正騎手（12戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた18戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で鈴木正騎手（13戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシルクグランジャーに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月8日、中1週で迎えた19戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で鈴木正騎手（14戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクレヴァネスバイオから1馬身半差の2着に敗北した。

8月22日、中1週で迎えた20戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で鈴木正騎手（15戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた21戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤクモアスワンから3馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月16日、中3週で迎えた23戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（16戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（17戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた25戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（18戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた26戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（19戦5勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 雪/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（20戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカガリオーカンをハナ差制して勝利を手に入れた。