シルクグランジャー（2000年生、母シルヴアード）

シルクグランジャー（2000年2月20日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋壮大・雄大　スケールの大きな馬になって欲しい」。毛色は芦毛。種牡馬のメジロマックイーン（当時13歳）と交配したシルヴアードが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の一般C5。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,800万円（3.6万×500口）で一口馬主が募集された。

鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

8月23日、デビュー戦は金子光希騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

9月2日、中0週で迎えた2戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオータムフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月14日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた3戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

9月21日、連闘で迎えた4戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 雨/不良）に出走。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では決め手が足りず17着に終わった。

11月8日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤクモエンプレスをアタマ差制して初白星を挙げた。

12月9日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた7戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダールシールから3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

1月9日、中1週で迎えた8戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた9戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月5日、中0週で迎えた10戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた12戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（5戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた13戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた14戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木正騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた15戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木正騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた16戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木正騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデーレコードから1馬身半差の2着となった。

5月21日、中2週で迎えた17戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木正騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた18戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木正騎手（11戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木正騎手（12戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノクレールに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木正騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったソヴールから4馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた21戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクヴァンクールから3/4馬身差の2着となった。

8月7日、中1週で迎えた22戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（15戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクティブマックから1馬身差の2着に敗北した。