エスプリバナナ（2017年生、母スー）

Esprit Banana

2017.05.15

エスプリバナナ（2017年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤマックス（当時18歳）と交配したスーが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は安達 洋生。戦績は、地方13戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2020年）

8月16日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチュラクィーンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、プーランに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジュズマルに1馬身1/4の差をつけてファンの期待に応えた。

11月6日、中6週で迎えた4戦目は、一般C2一二三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたグレートリープ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

11月16日、中0週で迎えた5戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のムーンケリーに3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

4歳（2021年）

1月20日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

2月18日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

12月24日、約10か月半の休み明けで迎えた8戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、キャロル賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

5歳（2022年）

1月25日、中4週で迎えた9戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のフレンチバローズを3/4馬身振り切って制した。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四五（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフロリアーノに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月8日、中3週で迎えた11戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に敗れた。

7月29日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のバレンティーノに1馬身1/4の差をつけて休み明け初戦を物にした。

8月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1六七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田凌騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。