バレンティーノ（2015年生、母スタートラッカー）

バレンティーノ（2015年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のベーカバド（当時8歳）と交配したスタートラッカーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は須崎牧場。2017年のラブミーチャン記念(牝地方重賞)で2着に入った他、2018年のあやめ賞(牝M2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、須崎牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2017年）

5月23日、デビュー戦は山本咲希到騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は412kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るガーネットノームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

6月29日、中4週で迎えた2戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦1勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた3戦目は、2歳オープンの新冠ライオンズクラブ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた4戦目は、2歳オープンのペリドット特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本咲希到騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

9月15日、中3週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた5戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の乙女座特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアクラウン（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた8戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のラブミーチャン記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったチェゴに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月16日、中4週で迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

3歳（2018年）

2月17日、中6週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた12戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳M2のあやめ賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスターギアに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中2週で迎えた14戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳M1の日高賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、4着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のサファイア賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

7月15日、中6週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下のタイランドカップ（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（4戦0勝）。17頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では鋭い脚を使えず17着に終わった。

8月2日、中2週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた18戦目は、3歳戦の富士見台高原特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアーツレイジングを圧倒的な末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を奪取した。

10月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

12月28日、中8週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた20戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（6戦1勝）。17頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4歳（2019年）

2月10日、中5週で迎えた21戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた22戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた23戦目は、深尾秀斗成人記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオーサムバローズに6馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4月2日、中1週で迎えた24戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、淡墨桜特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアースコネクターを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

4月23日、中2週で迎えた25戦目は、菜の花特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったサウスアミューズに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川慎騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川慎騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したモズオラクルを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中1週で迎えた28戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、一般A5 B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月3日、中3週で迎えた29戦目は、夏霧賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた30戦目は、浜木綿特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルプラヌールに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

8月22日、中4週で迎えた31戦目は、牝馬限定オープンのコスモス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（9戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた32戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般A4 B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったサウスアミューズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中3週で迎えた33戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、絵馬特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、勝ったストロベリーキングにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

10月24日、中1週で迎えた34戦目は、白菊特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた35戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた36戦目は、古太尽特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したストロベリーキングにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月4日、中1週で迎えた37戦目は、初雪特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた38戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

5歳（2020年）

1月9日、連闘で迎えた39戦目は、福寿草特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた40戦目は、初花月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったヴィクトアリーに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月19日、中1週で迎えた41戦目は、春寒特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（9戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた42戦目は、桃花特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（10戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシーザワールドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月19日、中1週で迎えた43戦目は、春分特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で向山牧騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた44戦目は、臥龍桜特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で向山牧騎手（12戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月15日、中1週で迎えた45戦目は、つつじ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で向山牧騎手（13戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったニホンピロヘンソンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた46戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で向山牧騎手（14戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた47戦目は、屋形船特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で向山牧騎手（15戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったモリデンルンバに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月22日、中1週で迎えた48戦目は、恵那峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で向山牧騎手（16戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したヤマニンフレッチェに3/4馬身届かず2着となった。

6月5日、中1週で迎えた49戦目は、木曽川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で向山牧騎手（17戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月29日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた50戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のニシノゲンセキをクビ差振り切って制した。

7月12日、中1週で迎えた51戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、早坂高原賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた52戦目は、オッズパーク賞（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた53戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（5戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月13日、中2週で迎えた54戦目は、秋風特別（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

9月28日、中1週で迎えた55戦目は、野分特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月14日、中6週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた56戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、霜見月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

6歳（2021年）

1月17日、中8週で馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた57戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、寒梅賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のデルマトリアノンをアタマ差振り切って7勝目を手に入れた。

2月7日、中2週で迎えた58戦目は、マーガレット賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したキョウワファントムにクビ差届かず2着に甘んじた。

2月20日、中1週で迎えた59戦目は、春時雨賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた60戦目は、春雷賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のモズマチニマッターに2馬身半の差をつけて8勝目を手中に収めた。

7月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた61戦目は、長崎街道田代宿特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

8月8日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた62戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、長崎街道轟木宿特選（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

8月28日、中2週で迎えた63戦目は、長崎街道中原宿特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた64戦目は、長崎街道神埼宿特選（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るコンソラトゥールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて優勝

10月10日、中3週で迎えた65戦目は、秋日和賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた66戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、初冬賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

11月5日、中1週で迎えた67戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（7戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウレイゲツを凄まじい末脚で半馬身差し切って10勝目を達成した。

11月14日、連闘で迎えた68戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた69戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、天正月賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したアウティスタに半馬身届かず2着に敗北した。

12月19日、中2週で迎えた70戦目は、田中道子さん青木理奈さん来場記念（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイムソーグレイトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけてファンの期待に応えた。

7歳（2022年）

1月24日、中4週で迎えた71戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五十六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた72戦目は、一般C2十四十五十六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のキタノライアンに1馬身3/4の差をつけて勝利数を12に伸ばす

3月30日、中6週で迎えた73戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた74戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、カフェ・ド・パリ賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた75戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた76戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた77戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るエルマスフエルテを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利数を13に伸ばす

6月30日、中2週で迎えた78戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、勝ったデイムコマンダーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月29日、中3週で迎えた79戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったエスプリバナナに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月14日、中1週で迎えた80戦目は、牝馬限定戦のはくちょう座特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したアポロホープにクビ差届かず2着に甘んじた。

2023年4月14日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。