初花月特別

レース展開

デルマジンが集団を引っ張る形、直後の位置にヴィクトアリーが続く

デルマジンが単騎で逃げる形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にヴィクトアリーが続く。続いて、ハドウホウが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ナポレオンズワードは中団前め。バレンティーノは中団後方の位置取り。後方3番手でじっくりと運ぶのはネイバルエンスン。後方2番手の位置で悠々と構えるのはシーザワールド。最後方にカティサンダがいる隊列で最初のコーナーを通過。

初花月特別、ヴィクトアリーが力量差を顕示するかの様な圧倒的な走りでファンの期待に応える

先頭はヴィクトアリーでリードは1馬身。単独の2番手にデルマジンが続く。そのすぐ後ろ、ハドウホウが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を疾走する1番人気のヴィクトアリー。そのままヴィクトアリーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に5馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、中団後方の位置から持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたバレンティーノが続き、2着と1馬身差の3着には、後方3番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切った6番人気のシーザワールドが入った。2番人気のナポレオンズワードは後方2番手にいたがあとひと押しが利かず6着に敗れた。