乙女座特別

レース展開

フローレンスが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むスミセイフルールー

フローレンスが端をきる恰好となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にスミセイフルールーが続く。そのすぐ後ろ、サニーゴッドが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ライトスラッガーは中団やや前。トーセンエアリーは中団後方の位置取り。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはウエールズ。後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはミスティックリズム。どん尻にバレンティーノがいる隊列で最初のコーナーを通過。

乙女座特別、サニーゴッドが自慢の機動力を活かしたセオリー通りの立ち回りで2勝目を奪取

先頭はフローレンスでリードは1馬身。単独の2番手にサニーゴッドが続く。そのすぐ後ろ、スミセイフルールーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のフローレンス。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたサニーゴッドが目を見張るような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を物にした。2着には、逃げ粘ったフローレンスが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団前目の位置から天賦の敢闘精神でゴールまで勇戦したトーセンエアリーが入った。2番人気のスミセイフルールーは絶好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。