メイショウレイゲツ（2017年生、母メイショウワゴコロ）

メイショウレイゲツ（2017年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋令月、万葉集より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時14歳）と交配したメイショウワゴコロが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇一幸。主な勝ち鞍は2021年の4歳以上C1-5。

経歴

デビュー前

安達昭夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

2月16日、デビュー戦は加藤祥太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り小雨/重）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、5着を確保した。

4月18日、中6週で迎えた3戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

6月6日、中6週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

8月19日、中5週で迎えた7戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップライム賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた8戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

10月4日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた9戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 16（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプラトフエルテに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月25日、中2週で迎えた10戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のオーミティグリスに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスラーリドラーテに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月13日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、今日は馬型イルミネーションに乗れる日!（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた13戦目は、サンクス2020賞（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のセルリアンラグバを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

4歳（2021年）

1月11日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のモズマチニマッターに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

1月23日、中1週で迎えた15戦目は、寒牡丹賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ラインプレジャーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月11日、中2週で迎えた16戦目は、フェブラリー特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた17戦目は、アメジスト特選（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦4勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4月2日、中4週で迎えた18戦目は、長崎街道常盤橋特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉富隆一郎騎手（8戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた19戦目は、長崎街道黒崎宿特選（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉富隆一郎騎手（9戦4勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた20戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、エメラルド特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた21戦目は、パール特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（10戦4勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた22戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、ムーンストーン特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた23戦目は、長崎街道原田宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（11戦4勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったミスターサスケに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月24日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた24戦目は、大暑賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（12戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスターオブザナイルを自慢の末脚で3/4馬身差し切って6勝目を手中に収めた。

8月22日、中3週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた25戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（13戦5勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったネオヴォイスに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

9月4日、中1週で迎えた26戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（14戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ポインデクスターにクビ差交わされて2着に甘んじた。

9月18日、中1週で迎えた27戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（15戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったパンプキンパッチに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月10日、中2週で迎えた28戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（16戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったアイムソーグレイトを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた29戦目は、初冬賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったナムラシングンに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中1週で迎えた30戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（17戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、バレンティーノに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月20日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた31戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（18戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた32戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（19戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

12月26日、中2週で迎えた33戦目は、オッズパーク賞2021ファイナルカップ（佐賀ダート1300m 雪/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（20戦5勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

5歳（2022年）

1月10日、中1週で迎えた34戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（21戦5勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた35戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（22戦5勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた36戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた37戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（23戦5勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

4月4日、中2週で迎えた38戦目は、春暖賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（24戦5勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた39戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（25戦5勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた40戦目は、八十八夜賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（26戦5勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

6月17日、中6週で迎えた41戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（27戦5勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。