ミスターサスケ（2017年生、母リヒター）

ミスターサスケ（2017年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「甲賀忍者の佐助さん」。毛色は栗毛。種牡馬のノボジャック（当時20歳）と交配したリヒターが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山口義彦。戦績は、中央平地2戦0勝。主な勝ち鞍は2021年の夢見月賞(C1-4)。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月25日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は522kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

3月7日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

11月6日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 31（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミキノルミナスに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、楓葉賞（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマリーに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアイヴィーサに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4歳（2021年）

1月17日、中4週で迎えた6戦目は、みずがめ座特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

1月31日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカンタベリーマインを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月13日、中1週で迎えた8戦目は、梅見月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦4勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイヒラニを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

3月20日、中4週で迎えた9戦目は、夢見月賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のヒロノオウカンに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月15日、中7週で迎えた10戦目は、エメラルド特選（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月27日、中5週で迎えた11戦目は、長崎街道原田宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウレイゲツに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

7月25日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた12戦目は、涼月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

11月14日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、長崎街道小田宿特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したグラスコックピットに半馬身届かず2着に敗北した。

12月5日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（10戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のジャカランダブルーに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月26日、中2週で迎えた15戦目は、オッズパーク賞2021ファイナルカップ（佐賀ダート1300m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、ポインデクスターに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2022年）

1月10日、中1週で迎えた16戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（12戦8勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったグラスコックピットに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

1月22日、中1週で迎えた17戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（13戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。