イヒラニ（2017年生、母ワイキキブリーズ）

経歴

デビュー前

2歳のとき、折手牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

3歳（2020年）

3月1日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた3戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず12着に終わった。

6月7日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナンゴクエアーギルに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のドゥマルセイユに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月28日、連闘で迎えた6戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴーダッシュに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の佐賀城特選（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

8月12日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦のサマーカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

9月5日、中2週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた9戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のホットスター特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の祝月賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクロスワールドに4馬身の差をつけて4勝目を収める

10月11日、中2週で迎えた11戦目は、初雁月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキョウワビーストを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

10月31日、中2週で迎えた12戦目は、ハロウィン特選（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた13戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、今日は馬型イルミネーションに乗れる日!（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシェイクユアボディに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月13日、中1週で迎えた15戦目は、風花賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた16戦目は、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

4歳（2021年）

1月17日、中2週で迎えた17戦目は、寒梅賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた18戦目は、新陽賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、キョウワファントムに交わされて2馬身差の2着となった。

2月13日、中1週で迎えた19戦目は、梅見月賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミスターサスケに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中1週で迎えた20戦目は、黄梅賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月7日、中0週で迎えた21戦目は、桃月賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた22戦目は、つくし賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（9戦1勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

5月8日、中4週で迎えた24戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた25戦目は、余花賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

デビュー前

2歳のとき、折手牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

平山宏秀厩舎（佐賀）へ入厩。

10月23日、デビュー戦は石川慎将騎手を鞍上に据えて、コンバット満・田中菜津美ただいまYouTube生配信中!（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は505kg。8頭立ての9番ゲートからスタート。競走除外となった。

11月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた27戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月20日、中1週で迎えた28戦目は、小雪特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

12月4日、中1週で迎えた29戦目は、おひつじ座特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のフィロクセニアを半馬身振り切って5勝目を獲得した。

12月26日、中2週で迎えた30戦目は、ほとめきナイター賞（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は石川慎将騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5歳（2022年）

1月5日、中0週で迎えた31戦目は、SAGAイブニング賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（13戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ジューンサクラにハナ差交わされて2着に甘んじた。

1月22日、中1週で迎えた32戦目は、長崎街道塩田宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（14戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた33戦目は、長崎街道嬉野宿特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（15戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた34戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は飛田愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた35戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた36戦目は、春疾風賞（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月2日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた37戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、君子蘭賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月16日、中1週で迎えた38戦目は、新緑賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。