チェゴ（2015年生、母エムワイスカレット）

チェゴ（2015年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時11歳）と交配したエムワイスカレットが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新生ファーム。2017年のラブミーチャン記念(牝地方重賞)に勝利した他、2017年のライデンリーダー記念(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2017年）

6月8日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグローリアスマリンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月29日、中2週で迎えた2戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

7月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ1（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

8月31日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のリリーカップ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（門別ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

11月9日、中6週で迎えた6戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のラブミーチャン記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のバレンティーノに2馬身半の差をつけて優勝

12月6日、中3週で迎えた7戦目は、2歳オープンのジュニアキング（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったドリームスイーブルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリボースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3歳（2018年）

1月30日、中3週で迎えた9戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の梅桜賞（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6月20日、約4か月半の休み明けで迎えた10戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、ルーラーシップ・プレミアム（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

7月19日、中3週で迎えた11戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、JAバンクちょリス特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた12戦目は、レジェンド折茂特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマーケットレイズンを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を掴み取った。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、ハッピーポニーショー特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた14戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、JAひだか東いちご特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、キタアルプスに交わされて2馬身差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた16戦目は、静内産米「万馬券」特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、復興支援感謝特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で黒沢愛斗騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のノーブルサファイアに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、寒椿特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で黒沢愛斗騎手（7戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るナリユキマカセをアタマ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

4歳（2019年）

1月16日、中8週で迎えた19戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、船えもん!「ええもん探して!」カップ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のウインアーカイヴスを半馬身振り切って7勝目をつかんだ。

2月22日、中4週で迎えた20戦目は、YGGオーナーズクラブ記念in船橋（船橋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の駿風スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって9着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた22戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の桜波スプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、リュウノヴィグラスにクビ差交わされて2着となった。

5月10日、中2週で迎えた23戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のBダッシュ（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた24戦目は、京成ローザ盃（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

7月12日、中2週で迎えた25戦目は、日刊スポーツ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた26戦目は、ハンデ戦の新涼スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエラスムスに2馬身半の差をつけて制した。

8月30日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のフライデーナイトスペシャル賞（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

9月26日、中3週で迎えた28戦目は、ハンデ戦の穂波スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

5歳（2020年）

1月9日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた29戦目は、地方重賞の白銀争覇（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた30戦目は、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（4戦2勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

3月5日、中3週で迎えた31戦目は、弥生特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（5戦2勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ドリームアローに交わされて2馬身差の2着となった。

4月3日、中3週で迎えた32戦目は、笠置特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のシャドウチェイサーを半馬身振り切って9勝目を挙げた。

4月30日、中3週で迎えた33戦目は、小栗孝一メモリアル（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（7戦3勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

5月29日、中3週で迎えた34戦目は、アマゾナイトオープン（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（8戦3勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

7月7日、中5週で迎えた35戦目は、地方重賞の日本海スプリント（金沢ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフェリシアルチアをクビ差捉え切れず2着となった。

7月21日、中1週で迎えた36戦目は、地方重賞の金沢スプリントカップ（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月28日、中4週で迎えた37戦目は、晩夏特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた38戦目は、パンパスグラスオープン（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のスワーヴノートンを半馬身振り切って制した。

10月23日、中3週で迎えた39戦目は、ステルンベルギアオープン（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原幹生騎手（5戦1勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた40戦目は、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤原幹生騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。