ケークウォーク（2020年生、母バトルムーングロウ）

ケークウォーク（2020年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ダンスの一種より」。毛色は鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時7歳）と交配したバトルムーングロウが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はフジワラフアーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方15戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2023年のSAGAリベンジャーズ(C2 31)。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

3月25日、デビュー戦は泉谷楓真騎手を鞍上に据えて、3歳戦の3歳未勝利（中京芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は516kg。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

6月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

8月5日、中7週で迎えた3戦目は、3歳戦の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で泉谷楓真騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で泉谷楓真騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

10月22日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、加茂飛翔騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のハマベノユウワクに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加茂飛翔騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加茂飛翔騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るダノンボンドを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて制した。

4歳（2024年）

3月30日、約4か月半の休み明けで迎えた8戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、一般C2 15（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ミスリチャードにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月13日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2 14（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオウユーナッシングに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

5月3日、中2週で迎えた10戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、おとめ座特選（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のサプライズイベントを半馬身振り切って断トツの支持に応えた。

11月10日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は小松丈二騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-4（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったグレンノアラシに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中1週で迎えた15戦目は、オリオン座特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、カシノカンピオーネに交わされて2馬身半差の2着となった。

5歳（2025年）

1月12日、中2週で迎えた16戦目は、ニューイヤー特選（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた17戦目は、ふたご座特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた18戦目は、オッズパークPresentsホークス杯（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1 12（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた20戦目は、ダービースタリオンII賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。