ハマベノユウワク（2020年生、母エイシンキスミー）

ハマベノユウワク（2020年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「浜辺の誘惑。父名の『ビーチ』と母名の『キスミー』より連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時7歳）と交配したエイシンキスミーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2023年の宗政酒造「宗政」賞(C2 17)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、栄進牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岡浩二によって440万円で落札された。

畑端省吾厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

7月1日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

9月6日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップライム賞（名古屋ダート1500m 雨/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で角田大河騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月22日、中6週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた4戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したケークウォークを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクラウンサプライズを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、宗政酒造「宗政」賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のクライマックスを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

12月4日、中1週で迎えた7戦目は、大雪賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月24日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、馬産地協賛（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（4戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月8日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた9戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は中山蓮王騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた11戦目は、FUJI BARオープン記念レース（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（7戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた13戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（8戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

3月31日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、一般C2 11（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（9戦2勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2 12（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中山蓮王騎手（10戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

4月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、大原萌賞（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で中山蓮王騎手（11戦2勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。