ジェイジーノ（2014年生、母ウインヴァネッサ）

ジェイジーノ（2014年2月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ジャパンの頭文字＋『気高い』の意味を持つ人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のバゴ（当時13歳）と交配したウインヴァネッサが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川島牧場。戦績は、中央平地1戦0勝。主な勝ち鞍は2019年のわくわくソフト記念(C8)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川島牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって540万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、吉澤克己によって1,296万円で落札された。

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

7月9日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（2019年）

9月3日、約26か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、ブレイクスルー新曲発売記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のペイシャモカに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、中3週で迎えた3戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエオリアンスケールに約15馬身の大差をつけて断トツ人気に応えた。

10月30日、中3週で迎えた4戦目は、玉野川特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、わくわくソフト記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウムラオフに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6歳（2020年）

3月21日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から33kg減らして迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月16日、中7週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

5月23日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（京都芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた9戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

8月9日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた11戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 17（高知ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月6日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3 15（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、セニョールベスト特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で多田羅誠也騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。