ビーチハイボール（2021年生、母カリビアンセレブ）

ビーチハイボール（2021年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「浜辺で飲用するハイボール」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時8歳）と交配したカリビアンセレブが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2025年の一般C20。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中村雅明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

4月20日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

4月27日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

8月23日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた6戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた7戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた8戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

11月20日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4歳（2025年）

3月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg戻して迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソーラーシステムに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月27日、中1週で迎えた11戦目は、五条川特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマイトシップを豪快な末脚でクビ差だけ差し切って単勝一倍台の評価に応えた。

4月25日、中1週で迎えた13戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、犬山城特別（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトゥラムプラッツに2馬身の差をつけて優勝

5月23日、中1週で迎えた15戦目は、羽豆岬特別（名古屋ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（9戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったネッサローズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中1週で迎えた17戦目は、一般B9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（10戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた18戦目は、一般B11（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（11戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（12戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。