マニトゥーリン（2018年生、母ダイワオンディーヌ）

マニトゥーリン（2018年2月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「淡水湖に存在する中で世界最大の島。父名および父母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のミッキーアイル（当時7歳）と交配したダイワオンディーヌが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C19。

経歴

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

10月11日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって7着に終わった。

11月22日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で17番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、6着に入り込んだ。

3歳（2021年）

2月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

6月19日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

7月3日、中1週で迎えた7戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

8月21日、中6週で迎えた8戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

10月13日、中7週で迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアチェーロ特別（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

11月2日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、4着を確保した。

12月9日、連闘で迎えた13戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、勝ったレッティングゴーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月22日、中1週で迎えた14戦目は、まりなちゃん誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

4歳（2022年）

1月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた16戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた17戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

2月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のベッペに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（7戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月12日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた21戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（9戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4月22日、中0週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた22戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた23戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた25戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は塚本征吾騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

6月26日、中3週で迎えた26戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のユラを半馬身振り切って優勝

8月7日、中1週で迎えた28戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月10日、中4週で迎えた29戦目は、4歳以上C1 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉本隆記騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

デビュー前

Ｇ１サラブレッドクラブにて総額1,400万円（35万×40口）で一口馬主が募集された。

東美義厩舎（佐賀）へ入厩。

10月15日、デビュー戦は吉本隆記騎手を鞍上に据えて、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月20日、中7週で迎えた31戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉本隆記騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

5歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた34戦目は、いちごさん杯（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉本隆記騎手（8戦1勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。