ティティサイレンス（2006年生、母フジノロッチ）

ティティサイレンス（2006年4月23日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋父父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジェニュイン（当時14歳）と交配したフジノロッチが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本春信。戦績は、中央平地1戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂本春信から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、坂本春信から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイズによって525万円で落札された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

7月20日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

3歳（2009年）

3月28日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 雪/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るデイジーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

5月23日、中3週で迎えた5戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のトーセンメロディをクビ差振り切って2勝目をマークした。

6月15日、連闘で迎えた7戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトーセンライジングを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

6月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原俊吏騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダンストンメイビスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。