チヨノグラス（1996年生、母チヨノイズミ）

Chiyono Grass

1996.04.20

チヨノグラス（1996年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時10歳）と交配したチヨノイズミが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は谷川 博勝。戦績は、地方8戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の一般C2四五。

経歴

デビュー前

中村護厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1999年）

1月22日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のタケシャインに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラッキーベリファに1馬身の差をつけて優勝

3月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、ウイーンルションにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のスイートピー特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦2勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4歳（2000年）

1月9日、約9か月の休み明けで迎えた6戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鷹見浩騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のサンエイビクトリアに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

2月29日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鷹見浩騎手（7戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアイアムアドリームを3/4馬身振り切って4勝目を手にした。