グリンコンドル（2000年生、母ホーエイハッピー）

グリンコンドル（2000年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のレオグリングリン（当時13歳）と交配したホーエイハッピーが11歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は国中一男。戦績は、地方20戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、国中一男から「北海道10月市場アングロアラブ1歳」に上場されたが主取りとなった。

服部健一厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2002年）

8月24日、デビュー戦は藤川洋一郎騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は421kg。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

9月8日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（金沢ダート900m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は藤川洋一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤川洋一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤川洋一郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月2日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤川洋一郎騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤川洋一郎騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず3着に敗れた。

11月25日、連闘で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた9戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るイナリピカイチを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系2歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3歳（2003年）

2月2日、中5週で迎えた11戦目は、森田直哉騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で森田直哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカガヤキダイオーを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で森田直哉騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサンノーザンクロスを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って2勝目を獲得した。

3月21日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で森田直哉騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホワイトアトラスにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で森田直哉騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で森田直哉騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で森田直哉騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

6月7日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で森田直哉騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で森田直哉騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 雨/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で森田直哉騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。