オリオンクィーン（2005年生、母オリオンザランラン）

オリオンクィーン（2005年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のユートカイザー（当時11歳）と交配したオリオンザランランが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方41戦5勝2着2回。2008年の花吹雪賞(牝KJ3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

西岡龍三厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2007年）

6月24日、デビュー戦は北村欣也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は517kg。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワクワクロードに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月29日、中1週で迎えた3戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて5着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた5戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた6戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

10月20日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したレディトゥランを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

11月3日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた10戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

3歳（2008年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るラブブロッサムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を収める

1月20日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳KJ3の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパラダイスセントを捕まえ切れず、8馬身差の2着となった。

2月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の日峯特別（佐賀ダート1750m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

2月24日、中2週で迎えた15戦目は、3歳KJ3の飛燕賞（佐賀ダート1800m 小雪/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉留孝司騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の桜まつり特別（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉留孝司騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月13日、中4週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳KJ3のル・プランタン賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（5戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の有田焼特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦の鯱の門特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（7戦2勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月31日、中1週で迎えた20戦目は、3歳戦の仙水峡特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月15日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の耶馬渓特別（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の七ツ釜特別（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦の青島特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（11戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモリスアムールをクビ差振り切って3勝目をマークした。

8月3日、中2週で迎えた24戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は9戦連続で北村欣也騎手（13戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で北村欣也騎手（14戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアズマヒメツーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目をゲットした。

9月21日、中2週で迎えた27戦目は、3歳KJ2のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で北村欣也騎手（15戦4勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた28戦目は、オクトーバー特別（佐賀ダート1750m 雨/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で北村欣也騎手（16戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた29戦目は、オパール特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で北村欣也騎手（17戦4勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月9日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で北村欣也騎手（18戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルブロンクスに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月6日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 雪/重）に出走。鞍上は15戦連続で北村欣也騎手（19戦5勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた32戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で北村欣也騎手（20戦5勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

4歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で北村欣也騎手（21戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた34戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月15日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

3月7日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた36戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月22日、中1週で迎えた37戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた38戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた39戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた40戦目は、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた41戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。