タマモサンシー（1984年生、母テインクルスター）

経歴

デビュー前

吉永忍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

11月9日、デビュー戦は岡冨俊一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のダイタクリベラルに2馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

12月21日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのシクラメン賞（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡冨俊一騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

3歳（1987年）

1月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下の福寿草特別（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡冨俊一騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた6戦目は、3歳オープンのジュニアステークス（京都芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡冨俊一騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

4月26日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、岩元市三騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（京都芝2000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳400万下のたちばな賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩元市三騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

4歳（1988年）

3月27日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中京ダート2200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたジョーパルミラ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月1日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したオーゴンオーエンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマックスワンダーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。