ブンブクメロディ（1989年生、母フレーミングレツド）

ブンブクメロディ（1989年5月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時9歳）と交配したフレーミングレツドが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地14戦2勝、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1991年のきんせんか賞(500万下牝)。

経歴

デビュー前

中村広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

9月8日、デビュー戦は伊藤栄騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。馬体重は436kg。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

9月28日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤栄騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のファイブパワーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月2日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳500万下のきんせんか賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤栄騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のジュピターガールに1馬身1/4の差をつけて2勝目を掴み取った。

11月17日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンの府中3歳ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤栄騎手（3戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

12月21日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳G3のテレビ東京賞3歳牝馬ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で伊藤栄騎手（4戦2勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

3歳（1992年）

4月26日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤栄騎手（5戦2勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンのカーネーションカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤栄騎手（6戦2勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた8戦目は、4歳900万下のしゃくなげステークス（福島芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤栄騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のNST賞（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で伊藤栄騎手（8戦2勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

8月22日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の飯豊特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で伊藤栄騎手（9戦2勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

9月19日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下の習志野特別（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で伊藤栄騎手（10戦2勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の飯坂特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で伊藤栄騎手（11戦2勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた13戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下の磐梯山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤栄騎手（12戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4歳（1993年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月16日、中4週で迎えた16戦目は、田島寿一騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1五（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島寿一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月8日、中4週で迎えた18戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月14日、連闘で迎えた19戦目は、戸川理彩騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。