ファイブパワー（1989年生、母カシワグローリー）

経歴

デビュー前

2歳（1991年）

9月15日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り曇/重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は472kg。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったブンブクメロディを3/4馬身捉え切れず2着となった。

10月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のニッポクフブキに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月9日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下の赤松賞（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

12月21日、連闘で迎えた7戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は土谷智紀騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3歳（1992年）

3月28日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

4月18日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（8戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で土谷智紀騎手（10戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた13戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、ワンポイントに交わされて3馬身差の2着となった。

7月12日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下の陸奥湾特別（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月12日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、勝ったイイデトロットにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。

10月11日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のカネシオンに1馬身1/4の差をつけて優勝

11月28日、中3週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（東京ダート2100m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（2戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入った。

12月12日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（1993年）

1月6日、中3週で迎えた23戦目は、5歳以上900万下の成田特別（中山ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上900万下の銀蹄賞（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

11月13日、約9か月半の休養明けで迎えた25戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（6戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた27戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に敗れた。

12月26日、中1週で迎えた28戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（11戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

5歳（1994年）

1月8日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（12戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（7戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。