ハナカンザシ（2021年生、母ピュアマーチ）

Hanakanzashi

2021.02.22

ハナカンザシ（2021年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時17歳）と交配したピュアマーチが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はファーミングヤナキタ。主な勝ち鞍は2024年の3歳以上C4-4。

経歴

デビュー前

長南和宏厩舎（兵庫）へ入厩。

2歳（2023年）

12月29日、デビュー戦は石堂響騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったモンゲーギフトに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

3歳（2024年）

1月10日、中1週で迎えた2戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、3歳（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた3戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスレイプナーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月30日、中3週で迎えた5戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた6戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のトレビアンクリールに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた8戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1000m 雨/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったジャイロにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中3週で迎えた9戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、ビアパーティーAiba浦河賞2（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したヤマニンリーリオにアタマ差届かず2着に惜敗した。

9月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は落合玄太騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヤマニンオドラントを3/4馬身振り切って2勝目を奪取した。

11月7日、中3週で迎えた12戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C22 C41（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したゴールドタリスマンにクビ差届かず2着に惜敗した。