バングライオン（2014年生、母ゴールドプライシズライジング）

バングライオン（2014年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「相手を一撃で倒すライオン」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時14歳）と交配したゴールドプライシズライジングが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛野牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、サラブレッドクラブセゾンによって1,620万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額2,100万円（10.5万×200口）で一口馬主が募集された。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

10月1日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は436kg。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイアンテーラーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた2戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

11月19日、中4週で迎えた3戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったマイブルーヘブンにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3歳（2017年）

1月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

10月31日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

4歳（2018年）

1月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに15kg増やして迎えた7戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1200m 雪/重）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月7日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、駿光特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、3着を確保した。

4月12日、中6週で迎えた10戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、かりん賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた11戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

5月18日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月7日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

6月27日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月16日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた16戦目は、ちっちゃいおっさん大笑点（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

8月30日、中1週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた17戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた18戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

10月3日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

10月18日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた20戦目は、サフラン賞（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永井孝典騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

11月6日、中2週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた21戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永井孝典騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永井孝典騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/重）に出走。鞍上は杉浦健太騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

5歳（2019年）

1月4日、連闘で迎えた25戦目は、小山裕也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた26戦目は、松本幸祐騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B2 C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本幸祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3月14日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた30戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月26日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた31戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた32戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上C3（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永井孝典騎手（9戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた35戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた36戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3（園田ダート1230m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は永井孝典騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた39戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本幸祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。