ユミコトヨーコ（2001年生、母ミルフォードホープ）

ユミコトヨーコ（2001年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名」。毛色は芦毛。種牡馬のスキーキャプテン（当時9歳）と交配したミルフォードホープが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木戸口昌治。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦5勝2着1回。2004年のフロイラインカップ(牝地方重賞)に勝利した他、2004年の王冠賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木戸口昌治から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

6月17日、デビュー戦は竹内仁志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月23日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジI（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹内仁志騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹内仁志騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹内仁志騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月11日、連闘で迎えた7戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジII（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のニンザブロウに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月25日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のセカンドノホシをクビ差制して勝利を手中に収めた。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（2）（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダフルイモンに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3歳（2004年）

4月28日、約6か月半の休養明けで迎えた11戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったウエイトフォーから4馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中4週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉津代士騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のグローリサンディをクビ差制して制した。

7月4日、中3週で迎えた13戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

7月14日、中0週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、うらかわ優駿ビレッジアエル特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた15戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダ特別（旭川ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のサキノテンリュウに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月11日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月22日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、3歳以上500万下のジャングルポケットメモリアル（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

10月3日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた18戦目は、3歳以上500万下の利尻特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（6戦4勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた19戦目は、三石町農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（7戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。