ワンダービガー（1990年生、母ワンダーアプローズ）
Wonder Vigor
1990.05.04
ワンダービガー（1990年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスズパレード（当時9歳）と交配したワンダーアプローズが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方42戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の一般C。
経歴
デビュー前
橋本寿正厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1992年）
12月6日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい7着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。
3歳（1993年）
1月9日、中2週で迎えた3戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見せ場を作れず16着に終わった。
1月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。
2月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。
6月12日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、猿橋重利騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で猿橋重利騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた8戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。
7月24日、中1週で迎えた9戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。
7月31日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったシュガークッキーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
8月21日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松本達也騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に敗れた。
9月4日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松本達也騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。
9月11日、連闘で迎えた13戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。
9月25日、中1週で迎えた14戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では稲妻のようなを繰り出し、3着に入った。
10月10日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。
10月24日、中1週で迎えた16戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。
4歳（1994年）
1月5日、中9週で迎えた17戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月14日、連闘で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
1月28日、中1週で迎えた19戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のファストリーベに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
3月5日、中2週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイワビクトリーから2馬身差の2着に敗北した。
3月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月17日、中3週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた24戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリニアーフレックスをハナ差制して勝利を手に入れた。
7月2日、中7週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったライトニングベルから2馬身半差の2着に敗北した。
7月31日、中3週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島裕明騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月10日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中島裕明騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
5歳（1995年）
1月2日、中2週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島裕明騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島裕明騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
1月28日、中1週で迎えた30戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中島裕明騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月19日、中2週で迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中島裕明騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月3日、中1週で迎えた32戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で中島裕明騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月21日、中2週で迎えた33戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で中島裕明騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月16日、中3週で迎えた34戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた35戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は中島裕明騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月22日、中2週で迎えた36戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月11日、中2週で迎えた37戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた38戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は中島裕明騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた39戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月30日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた40戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月15日、中1週で迎えた41戦目は、RKK特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は中島裕明騎手（13戦1勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
9月10日、中3週で迎えた42戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（14戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月24日、中1週で迎えた43戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中島裕明騎手（15戦1勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。
10月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島裕明騎手（16戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月18日、中3週で迎えた45戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中島裕明騎手（17戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月3日、中1週で迎えた46戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で中島裕明騎手（18戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月24日、中2週で迎えた47戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で中島裕明騎手（19戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6歳（1996年）
1月2日、連闘で迎えた48戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
1月22日、中2週で迎えた49戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は中島裕明騎手（20戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月5日、中1週で迎えた50戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（21戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月24日、中2週で迎えた51戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島裕明騎手（22戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月10日、中1週で迎えた52戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中島裕明騎手（23戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
3月31日、中2週で迎えた53戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月13日、中1週で迎えた54戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島裕明騎手（24戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月6日、中2週で迎えた55戦目は、高田大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた56戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中島裕明騎手（25戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月25日、連闘で迎えた57戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島裕明騎手（26戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月23日、中3週で迎えた58戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。