シュガークッキー（1990年生、母エスコート）

シュガークッキー（1990年4月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時17歳）と交配したエスコートが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回、地方7戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

諏訪富三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

2月7日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は田村正光騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 雨/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカズノシラオキをクビ差捉え切れず2着となった。

7月31日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のワンダービガーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月29日、中3週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の高湯特別（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は田面木博公騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着を確保した。

4歳（1994年）

6月11日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田面木博公騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田面木博公騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田面木博公騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田面木博公騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

11月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、松原義夫騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた18戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤアップから5馬身差の2着となった。

12月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1995年）

1月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚研司騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた23戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。