ワンダーフェーム（2004年生、母ワンダーステラ）

Wonder Fame

2004.03.29

ワンダーフェーム（2004年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋名声」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時14歳）と交配したワンダーステラが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林 孝輝。戦績は、中央平地6戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2007年のウインターフラワー賞。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月9日、デビュー戦は渡辺薫彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は492kg。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

7月30日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3歳（2007年）

2月1日、約6か月の休み明けで迎えた4戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のウインターフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のパルパディアに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月24日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺薫彦騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

4月22日、中3週で迎えた7戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。