グリーンレクサス（1987年生、母ミヨシユーホー）

グリーンレクサス（1987年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフアバージ（当時26歳）と交配したミヨシユーホーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は坂本哲夫。戦績は、中央平地28戦2勝2着3回、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は1991年の遠賀川特別(500万下)。

経歴

デビュー前

宇田明彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

3月24日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。馬体重は542kg。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

5月12日、中6週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

6月17日、中1週で迎えた4戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

8月4日、中3週で迎えた6戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のダイタクデパーテルに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月7日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南井克巳騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は本田優騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた14戦目は、西園正都騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず12着に終わった。

4歳（1991年）

1月12日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた16戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったキョウワオーバンにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

2月17日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下の遠賀川特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のチョウカイビートに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、5歳以上900万下の渥美特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

3月10日、連闘で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた19戦目は、G2の阪神大賞典（中京芝3000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は熊沢重文騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

9月28日、約6か月半の休み明けで迎えた20戦目は、4歳以上500万下の二見ケ浦特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた21戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2600m 雨/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の蔵王特別（福島芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマミーグレイスを3/4馬身捉え切れず2着となった。

12月1日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

5歳（1992年）

5月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた25戦目は、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（9戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は安田康彦騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したヤマフギャロップにハナ差届かず2着に甘んじた。

5月31日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上500万下（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（1993年）

2月27日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた28戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

6月19日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg絞って迎えた29戦目は、田中守騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月28日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中守騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月27日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、珊瑚礁特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中守騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた32戦目は、緑陰特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中守騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月27日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、田中譲二騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中譲二騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。