オスズイチリキ（1993年生、母スワローリン）
1993.06.23
オスズイチリキ（1993年6月23日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のリキハイ（当時12歳）と交配したスワローリンが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は宮崎県、生産者は仕田 はるみ。戦績は、地方45戦25勝2着12回。1998年のアラブ大賞典(アラ系一般)に勝利した他、1998年の江津湖スプリンターカップ(アラ系5歳以上)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
宇都宮徳一厩舎（荒尾）へ入厩。
2歳（1995年）
10月29日、デビュー戦は田中隆仁騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。馬体重は429kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のサムトライに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月11日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のボタンニッコウに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
12月10日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の肥後椿賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3歳（1996年）
8月17日、約8か月半の休養明けで迎えた4戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーアソタイショーから1馬身差の2着となった。
8月24日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月16日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中隆仁騎手（5戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月23日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた7戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒヴォルティスに5馬身の差をつけて3勝目を収める
9月28日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゲンロックからハナ差の2着に惜敗した。
10月12日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクニノトキカネに5馬身の差をつけて4勝目を獲得した。
10月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のミルクカップ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったボールドシーザーから2馬身半差の2着となった。
11月3日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（9戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオスズリキオーからアタマ差の2着に甘んじた。
12月8日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の肥後さざんか賞（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズリキオーに1馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。
12月16日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中隆仁騎手（11戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスズナリコバンに2馬身半の差をつけて6勝目を挙げた。
4歳（1997年）
1月1日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般C（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中隆仁騎手（12戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズリキオーに2馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。
1月11日、中0週で迎えた15戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中隆仁騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユキゴゼンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
1月25日、中1週で迎えた16戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中隆仁騎手（14戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシビノホマレに半馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
2月15日、中2週で迎えた17戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で田中隆仁騎手（15戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のロトチャンスに半馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
3月1日、中1週で迎えた18戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で田中隆仁騎手（16戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズリキオーに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。
3月22日、中2週で迎えた19戦目は、梨花賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田中隆仁騎手（17戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズリキオーに1馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。
4月5日、中1週で迎えた20戦目は、アラブ大賞典トライアル（荒尾ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で田中隆仁騎手（18戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエリシオンから1馬身半差の2着に敗北した。
5月2日、中3週で迎えた21戦目は、A2（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で田中隆仁騎手（19戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレヤマシロに8馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、A1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で田中隆仁騎手（20戦12勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユキゴゼンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
6月22日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた23戦目は、荒尾・中津交流アラブグランプリ（荒尾ダート2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で田中隆仁騎手（21戦13勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のビリーブミーに1馬身の差をつけて制した。
7月6日、中1週で迎えた24戦目は、A1（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で田中隆仁騎手（22戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月27日、中2週で迎えた25戦目は、ひばり特別（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は18戦連続で田中隆仁騎手（23戦14勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズリキオーに約14馬身の大差をつけて勝利数を16に伸ばす
8月24日、中3週で迎えた26戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で田中隆仁騎手（24戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビリーブミーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
9月7日、中1週で迎えた27戦目は、短距離特別（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は20戦連続で田中隆仁騎手（25戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズリキオーをアタマ差制して勝利数を18に伸ばす
10月12日、中4週で迎えた28戦目は、A1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で田中隆仁騎手（26戦17勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のショウエンビッグに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
11月2日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた29戦目は、A1（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で田中隆仁騎手（27戦18勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウエンビッグから2馬身半差の2着に敗北した。
11月23日、中2週で迎えた30戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は23戦連続で田中隆仁騎手（28戦18勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨウメイスターに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月14日、中2週で迎えた31戦目は、A1（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で田中隆仁騎手（29戦19勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨウメイスターからアタマ差の2着に甘んじた。
12月31日、中1週で迎えた32戦目は、アラブチャンピオン（荒尾ダート2150m 晴/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で田中隆仁騎手（30戦19勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5歳（1998年）
2月8日、中5週で迎えた33戦目は、アラ系一般A1（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は26戦連続で田中隆仁騎手（31戦19勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったビクトリーエールから4馬身差の2着に敗北した。
3月8日、中3週で迎えた34戦目は、アラブ大賞典（佐賀ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で田中隆仁騎手（32戦19勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。
4月5日、中3週で迎えた35戦目は、アラブ大賞典トライアル（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は28戦連続で田中隆仁騎手（33戦19勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズリキオーをクビ差制して勝利数を21に伸ばす
5月17日、中5週で迎えた36戦目は、アラブ大賞典（荒尾ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は29戦連続で田中隆仁騎手（34戦20勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオスズリキオーに1馬身の差をつけて勝利数を22に伸ばす
6月14日、中3週で迎えた37戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は30戦連続で田中隆仁騎手（35戦21勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューマーチから2馬身差の2着に敗北した。
7月5日、中2週で迎えた38戦目は、江津湖スプリンターカップ（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は31戦連続で田中隆仁騎手（36戦21勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリーエールに5馬身の差をつけて勝利をモノにする
8月16日、中5週で迎えた39戦目は、ユートピア特設（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は32戦連続で田中隆仁騎手（37戦22勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のシビノホマレをハナ差制して勝利を手に入れた。
10月4日、中6週で迎えた40戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、中津・荒尾交流アラブグランプリ（中津ダート2180m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（38戦23勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったニューマーチから5馬身差の2着となった。
11月14日、中2週で迎えた42戦目は、ユートピア特設（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（39戦23勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヨウメイスターをハナ差制して勝利を手に入れた。
11月29日、中1週で迎えた43戦目は、有明賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（40戦24勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシビノホマレから2馬身差の2着に敗北した。
6歳（1999年）
8月8日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた44戦目は、江津湖スプリンターカップ（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（41戦24勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月22日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた45戦目は、有明賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（42戦24勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワシュウテイオウから2馬身差の2着に敗北した。