カネショウレグナム（1997年生、母カネショウルビー）

カネショウレグナム（1997年4月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスマコバクリーク（当時12歳）と交配したカネショウルビーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、地方23戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年の4歳C3(牝ハンデ)。

経歴

デビュー前

森谷良臣厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2000年）

12月9日、デビュー戦は桑島孝春騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は499kg。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（2001年）

1月14日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

2月16日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

3月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、伸びてきたマキバマイニング決め手に屈してアタマ差の2着となった。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったヤマニンデュークにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月9日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3二三（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3二（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で桑島孝春騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で桑島孝春騎手（11戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月14日、約5か月の休養明けで迎えた13戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（大井ダート1590m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3一二（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

5歳（2002年）

1月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C3三四（大井ダート1390m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3四五（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

3月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3八九（大井ダート1390m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアッパレジョージを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定のハンデ戦の4歳C3（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフォージドスマイルを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

4月12日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3一二（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のザファイターに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

6月18日、中9週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、一般C2六七（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で的場直之騎手（7戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったエビスホマレオーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

7月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2七八（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場直之騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、エンゼルゲストにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月9日、中4週で迎えた22戦目は、一般C2五六（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で的場直之騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、かなり緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、タヤスリョンリョンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月16日、中9週で迎えた23戦目は、冥王星特別（大井ダート1690m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で的場直之騎手（10戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。