ヴィクトリーバトル（2001年生、母フロリンダ）

Victory Battle

2001.04.03

ヴィクトリーバトル（2001年4月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勝利の戦い」。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時8歳）と交配したフロリンダが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大柳ファーム。戦績は、中央平地6戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳新馬。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 7戦1勝 [1-0-0-6/7]
• 総賞金 国内: 700万円
• 生年月日: 2001年4月3日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 山本健二 名古屋
• 馬主: アローネットサービス（株）
• 生産者: （有）大柳ファーム
• セール落札価格: 1,648万円; 北海道セレクションセール サラブレッド 1歳
• 抹消情報: 中央：2006年2月16日抹消; 地方：2006年12月21日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: クビ

ベストレース

• レース名: 3歳新馬
• 日付/馬齢: 2004年2月28日/3歳
• コース: 中山ダート1800m 右
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 56.6倍/8番人気
• 馬番/頭数: 1番/10頭
• 天候: 晴 10.3℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/極遅
• レースラップ: 平均=13.3/ラスト=12.8
• 通過順位: 1-1-1-1
• 馬体重 増減: 500kg
• 騎手 斤量: 江田照男 56.0kg

血統

概要

母のフロリンダは中央1勝（新潟芝[1800m]）。祖母のフジタカレディは中央平地4戦0勝2着1回。曾祖母のフジタカジヨウは中央平地3戦1勝。父のバブルガムフェローは中央G1・2勝（中山芝[1600m],東京芝[2000m]）。

近親馬

• • 半伯母: マックスビューティ 1984/JPN/ブレイヴエストローマン
  マックスビューティ
• • 半甥: マイネルアラバンサ 2003/JPN/スペシャルウィーク
  マイネルアラバンサ
• • 半従姉: マックスジョリー 1990/JPN/リアルシヤダイ
  マックスジョリー

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Pharos＝Fairway	7*7×7*7*7*7*7	5.46%
牡	Mahmoud	6*7*7×7	3.9%
牡	Nearco	6*7×6*6*7	6.25%
牡	Rockefella	6×7	2.34%
牡	Tourbillon	6×7	2.34%
牡	Hyperion	7*7*7*7×6*7	5.46%
牡	Admiral Drake	7×7	1.56%
牡	Blue Larkspur	7*7×7	2.34%
牡	Blenheim	7*7×7	2.34%
牡	Bois Roussel	7×7	1.56%
牡S	Ksar	7*7	1.56%
牡M	Princely Gift	4*5	9.37%
牡M	Easton	6*6	3.12%
牡M	Djebel	6*7	2.34%
牡M	Gainsborough	7*7	1.56%
牡M	Vatellor	7*7	1.56%
牡M	Blandford	7*7	1.56%
牝	Selene	7×7	1.56%
牝S	Almahmoud	5*6	4.68%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 サンデーサイレンス 1986 （USA）		Halo 1969 （USA）	Hail to Reason	Turn-to
				Nothirdchance
			Cosmah	Cosmic Bomb
				Almahmoud
		Wishing Well 1975 （USA）	Understanding	Promised Land
				Pretty Ways
父 バブルガムフェロー 1993 （JPN）			Mountain Flower	Montparnasse
				Edelweiss
		Lyphard 1969 （USA）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
父の母 バブルカンパニー 1977 （FR）			Goofed	Court Martial
				Barra
		Prodice 1969 （FR）	Prominer	Beau Sabreur
				Snob Hill
			Euridice	Tabriz
				Euroclydon
母の父 ミスターシービー 1980 （JPN）		トウシヨウボーイ 1973 （JPN）	テスコボーイ	Princely Gift
				Suncourt
			ソシアルバターフライ	Your Host
				Wisteria
		シービークイン 1973 （JPN）	トピオ	Fine Top
				Deliriosa
母 フロリンダ 1987 （JPN）			メイドウ	アドミラルバード
				メイワ
		バーバー 1965 （GB）	Princely Gift	Nasrullah
				Blue Gem
母の母 フジタカレディ 1978 （JPN）			Desert Girl	Straight Deal
				Yashmak
		フジタカジヨウ 1969 （JPN）	パーソロン	Milesian
				Paleo
			オートトツプ	ガルカドール
				フジリユウ

血統分類

• サイアーライン: サンデーサイレンス系
• ファミリーナンバー: 14-f

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2006/03/28 名古屋	ダ1400m 良 曇	一般B6	チョウカイモンド 5.3	10 / 10	4枠 4番	柴田直樹	55kg		6人	8-8-10-10		499	-7
2006/02/12 東京	ダ2100m 良 晴	4歳以上500万下	ユメノシルシ 3.0	10 / 16	5枠 10番	江田照男	57kg	100.1	11人	2-4-3-5	41.3 / 37.9	506	-16
2005/01/05 京都	芝2200m 良 晴	4歳以上500万下	ダイイチアトム 2.8	15 / 16	7枠 14番	熊沢重文	56kg	195.3	14人	1-2-2-7	39.2 / 35.4	522	+12
2004/12/11 中京	芝2000m 良 晴	3歳以上500万下	シンメイセレリティ 2.3	16 / 18	8枠 16番	佐藤哲三	56kg	124.7	15人	11-11-13-14	37.7 / 34.6	510	+12
2004/05/02 京都	ダ1800m 良 晴	3歳500万下	ホウシュウムサシ 3.5	15 / 15	6枠 11番	藤田伸二	56kg	93.7	13人	3-3-7-14	40.1 / 37.5	498	-8
2004/04/18 中山	ダ1800m 良 晴	3歳500万下	エーピースピリット 2.9	6 / 15	2枠 2番	江田照男	56kg	108.0	11人	8-7-8-9	39.9 / 38.2	506	+6
2004/02/28 中山	ダ1800m 良 晴	3歳新馬	(モンプランス) -0.1	1 / 10	1枠 1番	江田照男	56kg	56.6	8人	1-1-1-1	39.7 / 40.5	500

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大柳ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ディアレストクラブによって1,648.5万円で落札された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月28日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のモンプランスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4月18日、中6週で迎えた2戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦1勝）。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

12月11日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではいいところがなく16着に終わった。

4歳（2005年）

1月5日、中3週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた5戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

5歳（2006年）

2月12日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

3月28日、中5週で迎えた7戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。