ローレルメモワール（2000年生、母ローズホーラー）

ローレルメモワール（2000年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋記憶（仏）　記憶に残るような走りを期待。」。毛色は鹿毛。種牡馬のカーネギー（当時9歳）と交配したローズホーラーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は樋渡志尚。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方36戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年の一般B11(牝)。

経歴

デビュー前

ローレルクラブにて総額2,100万円（10.5万×200口）で一口馬主が募集された。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

2月1日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったジョープシケに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月16日、中3週で迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

10月25日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

11月3日、連闘で迎えた5戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

12月25日、中6週で迎えた6戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルモントルークから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた7戦目は、愛知ユウキクラブ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた8戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったギルダーから4馬身差の2着となった。

3月29日、中9週で迎えた9戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノボムから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月30日、連闘で迎えた11戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラッキービガラスを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5月7日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアーバンライナーに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた14戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた15戦目は、一般B17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（9戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般B16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で丹羽克輝騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の一般B17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で丹羽克輝騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアートシーンから2馬身差の2着となった。

8月13日、中2週で迎えた18戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で丹羽克輝騎手（12戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定の一般B14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で丹羽克輝騎手（13戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定の一般B13（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で丹羽克輝騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた21戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で丹羽克輝騎手（15戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスペクタクルマーチから半馬身差の2着となった。

10月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で丹羽克輝騎手（16戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で丹羽克輝騎手（17戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月29日、連闘で迎えた24戦目は、牝馬限定の一般B14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で丹羽克輝騎手（18戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートトルネードに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月9日、中1週で迎えた25戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、三河臨海緑地特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた26戦目は、牝馬限定の一般B11（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（19戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のビクトリアガルダンに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5歳（2005年）

1月1日、中3週で迎えた27戦目は、2005 ビッグイヤーカップ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（20戦3勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた28戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた29戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（21戦3勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた30戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（22戦3勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた32戦目は、一般B7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（23戦3勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた33戦目は、『大島屋』20周年記念（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（24戦3勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた34戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、YAMADAHORSEFEED賞（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた35戦目は、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（25戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のナムラオラシオンを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

5月23日、中2週で迎えた36戦目は、ライラック特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた37戦目は、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた38戦目は、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた39戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

7月20日、中1週で迎えた40戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた41戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（26戦4勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。