タケノヒゴノオー（2013年生、母サクラリュミエール）

タケノヒゴノオー（2013年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋九州の地名＋王」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時21歳）と交配したサクラリュミエールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）山田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹原孝昭によって108万円で落札された。

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

10月10日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

11月23日、中5週で迎えた2戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

3歳（2016年）

1月11日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったミヤビキラリに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

1月30日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルドラグーンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月6日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のウインヴォルケーノに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

2月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のフジノシラユキに5馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

3月19日、中3週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石川慎将騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた10戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のネーブルホープを3/4馬身振り切って単勝一倍台の評価に応えた。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の初夏賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の虹の松原特選（佐賀ダート1750m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳地方重賞の夏至賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

10月15日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田順治騎手（8戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた19戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、ネクストジェネレーションカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4歳（2017年）

1月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2 34（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（11戦1勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（12戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（13戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3月26日、連闘で迎えた25戦目は、グレイトフルカップ（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（14戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（15戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（16戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた28戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。