ユウキブイサイン（1993年生、母サクラウスン）
Yuki V.Sign
1993.04.06
ユウキブイサイン（1993年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリフアーズスペシヤル（当時13歳）と交配したサクラウスンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）高橋ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方38戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は1997年の一般C2-5。
経歴
デビュー前
吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1996年）
7月14日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた2戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。
8月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。
9月1日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、5着を確保した。
9月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、4着に終わった。
10月12日、中2週で迎えた6戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
11月2日、中2週で迎えた7戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1000m 小雨/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。
11月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップ アップル賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4歳（1997年）
4月8日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンオアに7馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4月22日、中1週で迎えた10戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた11戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月26日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のプリンセスプチに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。
6月10日、中1週で迎えた13戦目は、山上由紀子騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月20日、約4か月半の休養明けで迎えた14戦目は、高田知和騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月9日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高田知和騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインサンダーから1馬身差の2着に敗北した。
11月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高田知和騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月15日、中2週で迎えた17戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高田知和騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で高田知和騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったレットコバンから半馬身差の2着となった。
5歳（1998年）
1月6日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は桑野等騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
4月12日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた20戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。
4月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は高田知和騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
5月5日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高田知和騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のミサトレターをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。
5月26日、中2週で迎えた23戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高田知和騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。
6月2日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高田知和騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に終わった。
6月22日、中2週で迎えた25戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高田知和騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。
6月30日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で高田知和騎手（10戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。
7月19日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高田知和騎手（11戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。
7月28日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高田知和騎手（12戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。
8月11日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で高田知和騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
9月14日、中4週で迎えた30戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高田知和騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。
9月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で高田知和騎手（15戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを5馬身以上保って、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。
10月4日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で高田知和騎手（16戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のラッキーシンゲキを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。
10月26日、中2週で迎えた33戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で高田知和騎手（17戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で高田知和騎手（18戦2勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で高田知和騎手（19戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた36戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で高田知和騎手（20戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。
12月21日、中1週で迎えた37戦目は、赤司安史騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
12月28日、連闘で迎えた38戦目は、一般C3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は高田知和騎手（21戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。
6歳（1999年）
4月4日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた39戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山上由紀子騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。
4月20日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた40戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山上由紀子騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山上由紀子騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
5月10日、連闘で迎えた42戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。
5月23日、中1週で迎えた43戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
6月1日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。
6月15日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松下裕樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。