テイエムナナヒカリ（2013年生、母エリモトゥデイ）

テイエムナナヒカリ（2013年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋七光」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時15歳）と交配したエリモトゥデイが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は前谷武志。戦績は、中央平地18戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年の長良川特別(500万下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、前谷武志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって1,458万円で落札された。

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

12月13日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したウルトラバロックに半馬身届かず2着となった。

3歳（2016年）

1月10日、中3週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

2月7日、中3週で迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月30日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5月14日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着を確保した。

6月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた7戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

8月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサトノケンシロウに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小牧太騎手（4戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイショウガーデンを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

11月26日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小牧太騎手（5戦1勝）。18頭立ての10番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず13着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の長良川特別（中京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のレッドイグニスに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月25日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の江坂特別（阪神芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2017年）

1月17日、中2週で迎えた15戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2の日経新春杯（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に49kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

8月13日、約7か月の休み明けで迎えた16戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月23日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。