イロハニホヘト（2004年生、母ミツアキシェーバー）

イロハニホヘト（2004年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「色は匂えど」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドレツト（当時25歳）と交配したミツアキシェーバーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は森俊雄。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月29日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

3歳（2007年）

3月7日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

4月24日、中6週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

6月16日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

7月28日、中5週で迎えた6戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C3（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカリズマウイッシュを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

9月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C3二（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉優騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で千葉優騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3九十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で千葉優騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

10月20日、連闘で迎えた13戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C3九（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

10月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

11月4日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエプソムメアラスを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

12月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3九（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモエレユニバーサルを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

2月2日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月8日、中2週で迎えた21戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。