マイネルジャック（1996年生、母ノトテスコ）

マイネルジャック（1996年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のドクターデヴィアス（当時7歳）と交配したノトテスコが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、地方27戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,800万円（18万×100口）で一口馬主が募集された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

1月31日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は492kg。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

5月9日、中7週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、スペキュレーションにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月22日、中1週で迎えた6戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のクリノグレースをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月3日、中5週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝2600m 小雨/良）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

8月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝2600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

4歳（2000年）

2月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、うぐいす特別（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた10戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝2500m 雨/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた11戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

4月26日、中4週で迎えた12戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2000川崎スター賞2（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

6月16日、中6週で迎えた13戦目は、栗林宏騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のユウケイノーザンに1馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

6月30日、中1週で迎えた14戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗林宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた15戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で栗林宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗林宏騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた17戦目は、けやき特別（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で栗林宏騎手（4戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般B（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で栗林宏騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた19戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般B（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅沼傑騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅沼傑騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2001年）

1月11日、中1週で迎えた22戦目は、一般B C（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で浅沼傑騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で浅沼傑騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で浅沼傑騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた25戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で浅沼傑騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた26戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で浅沼傑騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で浅沼傑騎手（8戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で浅沼傑騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた29戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で浅沼傑騎手（10戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で浅沼傑騎手（11戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったチヨノペガサスから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で浅沼傑騎手（12戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた32戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた33戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた34戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浅沼傑騎手（13戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で浅沼傑騎手（14戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月9日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で浅沼傑騎手（15戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた37戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で浅沼傑騎手（16戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。