イチズナワタシ（1999年生、母リバートウコウ）

イチズナワタシ（1999年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミスタージヨージ（当時17歳）と交配したリバートウコウが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小屋畑和久。戦績は、地方17戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系一般A10。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小屋畑和久から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、兵庫県馬主協会によって169.05万円で落札された。

上田二郎厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2002年）

4月29日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳F5（園田ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は439kg。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5月8日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系3歳F5（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

7月26日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、片桐昭貢騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系一般A8 10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐昭貢騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた6戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般A10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は片桐昭貢騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般A10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で片桐昭貢騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系一般A10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミズホシュホウを3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

11月12日、中3週で迎えた10戦目は、アラ系一般A8（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は片桐昭貢騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般A6-9（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で片桐昭貢騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月19日、中2週で迎えた12戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A8 10（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4歳（2003年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般A8 10（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したマルシンカイオーを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

1月11日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般A8 10（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系一般A9 11（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けん性を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系一般A9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般A8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。